top of page
参拝の心得
教祖は、『この神前に参拝するには道に道をこいよ。そうでないと神の道が通じないぞよ。』と仰せられてあるから、正しい道を踏んで参拝しましょう。
◎道に道をこいよ。ということは、道路の道のことではなく、参拝の心得(一)にあるように、先祖鎮守と屋敷の火水様にお願いしてから参拝しないと、神の道が通じないということである。
◎元旦の御綱につかまって参拝するとき
<とうねんこころどし とうろくだい>
という経文を唱えるが、この<とうろくだい>とは、天地の心様に御守護をのべて旧年を感謝し、改めて新年より一層の御加護をお願いします。という意味の有難い経文であるから、一心のこころで男は右左右、女は左右左の順序で、しっかりと御綱をにぎって参拝しましょう。
一、家を出るときに先祖様、屋敷の火水様、鎮守様に、これからお参りに行ってきますからお願いしますと礼拝して出かけ、帰宅したときも参拝してきましたと礼拝します。往復とも、途中でほかに寄らず真っすぐに道をとることが大切です。
二、教会に着いたら受付役の火水様に礼拝し、取り次いで下さるようお願いしましょう。
三、正門の所には、門を守る役目の心様がくだっておるから礼拝し、男は右側、女は左側を歩いて進みます。帰るときも左右にわかれて歩きます。敷石の上は、火水日の心様が通るところだから歩かないようにしましょう。
四、水屋で口や手を清めます。そこにも水屋番の心様がくだっておるから礼拝しましょう。
五、裏門からきた人は、いったん表門まで出て礼拝し、男女左右にわかれて進みましょう。
六、神前番の教師は、火水日の心様の使い役であるから、参拝者はあいさつしましょう。
七、本堂において礼拝や御祈願のときは御法や礼法があるのでそれに従い、心を鎮め一心のこころで努めることが大切です。
八、御祈願のときの経文は、教師よりも信者は低い声で唱え、願い事も信者は低めに唱えましょう。
九、奥の院の左側は火水様です。鎮守様や屋敷の火水様は先にこられて、御本尊様にお取り次なされてここで待ちうけておられるので、心して礼拝しましょう。
一〇、中央は御本尊様、火水之心日之心新明国上尊です。心をこめて礼拝しましょう。
一一、右側の仏壇は先祖様です。先祖の心様は先にこられてお取り次申し上げ、ここで待っているのだからよく礼拝しましょう。
一二、こうろくだいという御焚上げをする所では御札をかいえんします。奥の院を回るとき左側でも右側でも、そこの心様に礼拝しましょう。
一三、教祖の御心をおまつりしてある所では、線香をあげて感謝の心で礼拝しましょう。
一四、牛と馬の心をまつってある所では、馬の心を「ほんてんしょうりき」、牛の心を「ばありきけいげんどう」と唱えて、守護して下さるようお参りしましょう。
一五、自動車で参拝の方は、正門の前で必ず下車することです。自転車も同じです。
『自動車で神前まで乗り込むようなことをしてはならぬ。必ず神の戒めにあうぞよ。』
と教祖が仰せられてあるから、守らなければなりません。
bottom of page